母性教育講座 結婚前期
座談会
婚前・新婚学級の現状と問題点
山下 章
1
,
竹村 幸子
2
,
丹下坂 宇良子
3
,
青木 康子
4
,
藤田 八千代
5
1東京都麹町保健所
2結婚医学センター
3家庭生活研究会
4日赤本部産院
5神奈川母子保健センター
pp.10-20
発行日 1967年11月1日
Published Date 1967/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203475
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司会(藤田)母性保健の指導のなかで母性が芽生える時期,つまり思春期をいちおう母性のスタートの時期とすれば,その次の時期を結婚前期および新婚期として分類し,この時期の指導について,きょうはとりあげてゆきたいと思います.そこで実際に婚前,または結婚教育をそれぞれのお立場で実践しておられる先生方にお集りいただき,具体的な問題いわば指導の主旨とか基本的方針・方法からとりあげた動機,注意すべき事項,実際上の問題点などをお話しいただきたく存じます.いかがでしょうか,先ほど丹下坂先生が少しお話しなさいましたね,子どもに教えるためにはまず母親へ教育していかなければだめだと,性教育もそこから始めなければいけないというお話をしていらっしゃいましたけれども,そのあたりからいかがでしょうか.
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