特集 未熟児室における助産婦の業務
座談会
助産婦がリーダーシップをとろう—未熟児室における助産婦の業務を分析する
村岡 八千代
1
,
広岡 ヒデ子
2
,
青木 康子
3
,
森 茂子
4
1神奈川県立母子保健センター
2慶応大学医学部付属病院
3日赤産院保健指導部
4警察病院産婦人科
pp.24-30
発行日 1966年2月1日
Published Date 1966/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203127
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独立した未熟児室が理想的だが
司会(村岡)前号まで行なってきた外来から分娩室,褥室の助産婦業務の分析ということに引き続いて,未熟児室における助産婦の業務分析ということなんですが,この原稿を拝見しておりましてもわかりますように,非常に未熟児室内での助産婦業務は複雑であるし,また業務分担ということにおいても,非常にむずかしい.しかし,そういう現状の中で,やはり助産婦でなければ,あるいは助産婦らしい仕事を見出すと同時に,どういうふうにあるかという姿をいくらかでもうち出していけたら,今後の何かの指針になりはしないかという気がいたします.
差しあたって褥婦も新生児も,それから未熟児もいっしょに管理している病院と,未熟児室だけ独立して管理しているところと,それから新生児と未熟児室がいっしょになっている病院,この3種類について,どれがいいかということには一長一短あると思いますが,何かご意見があったらお聞かせください.
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