特集 分娩室における助産婦の業務
座談会
分娩室における助産婦の業務を検討する—《物品の管理》と《妊産婦のケアー》を中心に
折橋 多美
1
,
桑田 春子
2
,
田中 ミネ
3
,
中山 てい
4
,
村岡 八千代
5
1日大医学部付属病院産院
2聖路加国際病院産婦人科
3都立荏原病院産婦人科
4国立東京第一病院産婦人科
5神奈川県立母子保健センター
pp.22-29
発行日 1965年10月1日
Published Date 1965/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203053
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司会(村岡)分娩室は助産婦がいちばん助産婦らしい業務のできるところなんですけれども,それを妨げているものは何か,あるいはそれをより推進するためにはどうしたらよいかというようなことを比較的よくできているところにお原稿を書いていただきましたので,それをもとにしてお話をすすめていこうと思います.聖路加国際病院の桑田婦長さんから物品の管理について,また神奈川県立母子保健センターの及川主任から妊産婦のケヤーを中心に書いていただきました.それで現場にある4人の婦長さん方に集まっていただいて,その実情から,さらに助産婦の業務というものを見つめてみたいというわけです.どうぞよろしく.
まず,いろいろ整ったところで仕事が始まるわけですから,物品の管理のほうから.ご自分のところの実態と比較してみてまず感想からお伺いしたいと思います.
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