らいぶらりい
—柴田 進・日野原重明・小酒井 望編—臨床検査の知識と介助(第2版),他
阿部 裕
1
1阪大・中検
pp.46-47
発行日 1964年12月1日
Published Date 1964/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202886
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近年臨床検査法のめざましい発達は疾病の診断,治療に大いに貢献しているが,せっかく得られた検査成績も,その過程において少しでも誤りがあれば全くその意味を失なってしまうばかりか,時には間違ったデータのために患者を危険にさらすことになりやすい.
そこで,臨床検査が正しく施行されることが絶対必要である.そのためには医師の検査術式に誤りがあっても,検査員の測定術式に誤りがあってもいけない.加うるに,患者の前処置,試料の採取,保存など,主としてナースの行なう業務についても同様のことがいえる.
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