連載 新生児のみかた--新生児訪問指導のコツ・4
新生児の皮膚と黄疸とチアノーゼ
大塚 昭二
1
1賛育会病院母子保健館小児保健部
pp.37
発行日 1964年9月1日
Published Date 1964/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202827
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人の家を訪問する場合,最初にみるのは相手の顔です.新生児訪問のときも同じく,相手は新生児の顔の色です.顔の色が黄色であったら,黄疽があることに間違いありません.
新生児の生理的(特発性)な黄疸のことは,すでにおわかりと思いますが,生後10日以上たっても薄くなるようすもなく,むしろ強くなるようでしたら,専門医になるべく早く紹介することが必要になります.
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