グラビヤ
夜の産科病棟—武蔵野赤十字病院
pp.2-8
発行日 1963年11月1日
Published Date 1963/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202636
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統計によると,お産は全国で1年に約160万ある。そのうち半数の約80万が自宅分娩,そして残りの80万が病院・産院などの施設で行なわれている。また,最近の傾向としては,しだいに病院・産院でお産をする方向であるようだ。一方,人員不足の深刻な看護婦・助産婦はてんてこ舞い。とくに夜勤の看護婦は,腰を下すヒマもないほど。そこで,その実情をカメラで探訪してみました。なお,産科病棟は,妊婦室・分娩室・褥室・新生児室にわかれているが,夜間はお互いに交流協力して勤務にあたっている。勤務時間は準夜勤(宵番)4時〜12時,深夜勤(明番)0時〜8時となっており,この間の分娩はだいたい4〜7例となっている。
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