県助産婦会総会ひらく

　県助産婦会および県受胎調節実地指導委員会の本年度総会が21日午前10時から熊本市太洋文化ホールで開かれた．横山フク女史（参議）ら来賓と会員約400人が出席，神山会長の挨拶についで横山女史が最近の人口及び産児制限の諸問題について講演を行ない祝辞をのべたあと議事に入つた．本年度の主な事業計画としで△年2回の助産婦再教育講習会をひらく△中央指導者講習会受講者を本県から1人派遣する△家族計画相談所の開設を促進する△37年度に日本助産婦総会と助産婦学会を熊本で開催する対策として本年度から3年間会員1人当り1月10円募集の資金カンパ運動を行なう—ことなどを全会一致で決議した．また家族計画についてはこんごより一層の指導員の指導要領と体験発表の研修を重ねるよう申合せ，今大会で任期満了の役員の一部をつぎのとおり改選，閉会した△県助産婦会会長神山ニワ△副会長三原充△理事中島キミ，田島キワ△会計原あきえ△監事小北トミ，大ヨシ，推薦委員平江ハルエ，藤岡マツ，倉岡サキエ，松永ツル．