グラビヤ
昭和40年度日本看護協会総会・助産婦会総会開く
和田 妙
1
1東大病院産科
pp.6-7
発行日 1965年5月1日
Published Date 1965/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202961
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日本看護協会昭和40年度総会は,いつもより少し早い4月23日から3日間,西洋医学発祥の地長崎市において開催された.例年ならば,出席会員数8,000名を越えていたのだが,本年度は,代議員総会の予定で各部会とも準備が進められたのと,会場の関係で参加希望者の制限をしたことなどで,長崎市に集った人は約3,000人ということであった.
23日の助産婦会総会は,午前9時より長崎市自治会館で開催された.開会1時間も前から受付に列をつくる熱心な会員,北海道から,長野からと全国から集って来る同窓の顔を長崎で見て,宿をたずねたり,席をゆずったり,開会前の緊張のうちにもなごやかなひとときがみられた.9時にはほとんどの席もうずまり,会長の挨拶,地元支部長の歓迎の辞,つづいて来賓各位の祝辞があり,祝電が披露された.つぎに2名の議長団が選出され,9題の本部から出された事項,および8題の4支部から提出された事項について審議が活発に行なわれた.(1)病産院勤務助産婦の全国実態調査について,昨年度調査研究委員会が設置されたが,初期の目的の全国実態調査は予算の面で不可能であり,東京都内病産院勤務助産婦を対象に予備調査が行なわれた.
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