座談会
妊娠と痔を語る
荒川 二郎
1
,
木下 正一
2
,
竹内 繁喜
3
,
大谷 しよう
1荒川外科病院
2木下病院
3都立築地産院
pp.12-26
発行日 1957年8月1日
Published Date 1957/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611201314
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妊婦が助産婦さんを訪れた場合,痔疾患を訴えたり,発見することはしばしばあると思います.また妊婦でなくても女性には一体に痔が多いと言われ,それが妊婦と関係があるようにも考えられていますが,実際にそうなのかどうか,この号では外科で痔疾患の患者さんを扱つていらつしやる荒川先生に妊娠と痔というテーマでお話を伺いました.これによつて私たちが普通考えている痔の患者の統計という点で思いがけない数字が出ました.読者の方がこの問題を同じような立場から調べていただくのにもよい参考になると思います.
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