口絵
南氷洋捕鯨行
pp.2-4
発行日 1956年9月1日
Published Date 1956/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611201112
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四方海に囲まれ,耕地面積が15%しかない島国の日本にとつて,食糧を大海に依存することは大きい。とりわけ南氷洋で捕獲されて我々の食膳にのぼる鯨肉は蛋白質食糧として大きな役割をはたしている。鯨はその肉を利用するばかりでなく,鯨油をとりビタミンA,Dなどが精製化され,我々の日常生活に重要な貢献をしている。それ故,南氷洋捕鯨は参加各国にとつて大きな年中行事の一つになつている。
この写真は捕鯨船に同乗した岡山医大山田致知教授が撮影したものである。
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