社会の動向
時計は何のためにあるか?
長谷川 泉
pp.62-63
発行日 1955年3月1日
Published Date 1955/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611200815
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ある会社では会議や集会の時間を,午前9時とか,午後3時とかいうふうにきつちりしないで,午前8時55分とか,午後2時45分とかいう風にしているそうである.
それは,おそらくは周到な配慮を持つたマネジヤーの方針から出ていることであろう.この事実の背後には,とかくルーズになりがちな時間の観念に対する反省と教育のアイデイアがある.民主主義にかなつたことである.
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