座談会
助産婦の現状と將來
大谷 しよう
1
,
大山 保
2
,
鈴木 隆子
3
,
鳥海 チカ
,
間宮 うら
,
丸 エキ
,
水野 潤二
4
,
森山 豊
5
,
和田 ヤス
1都支部
2名古屋市瑞穂保健所
3厚生省助産婦係
4名古屋医大
5横浜医大
pp.42-57
発行日 1955年1月1日
Published Date 1955/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611200776
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長谷川編集長 座談会の順序といたしまして,助産婦さん方が当面しておられます色々の問題は特に困つておられて急に解決しなければならない問題を検討していただきたいと思います.先ず現状を分析して,洗いざらい問題を出して頂きそれから今後どうしたら良いか,という解法の方向に迄持つて行きたいと思います.具体的に結論が出るかどうか,或いは期待出来ないかも知れませんが,少くとも一歩でも二歩でもそういう解決に前進したいと考えて計画した訳でございます.司会大谷先生にお願いたします.
大谷 こういうことはさつぱり要領が解らないのでございますが,助産婦の現状と將来ということにつきまして,皆樣から色々御意見を伺うようにということを医学書院からおつしやいましたので,下手乍らさせて頂きます.現在助産婦業務が発展しないということについて,どういう様なことをお考えになつていられますか,一つ御発言を願つて,それから又色々とお話を伺いたいと思います.
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