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赤痢將來發生數の豫測
平山 雄
1
,
大野 怜子
1
1國立公衆衞生院疫學部
pp.26-27
発行日 1952年12月15日
Published Date 1952/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401201143
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さきに本誌上に報告した昭和26年度の赤痢發生數の豫測は,豫測數が第一推計(季節變動として過去3カ年平均を使用)では117,479,第二推計では(季節變動に減衰振動式より計算)では109,538なるに對し,實際發生數は92,810で,若干豫測を下廻つたとは云え,ほぼ近似の數字を示した。その週別發生曲線を詳細に検討すると,第1圖の如く,第二推計の曲線にほぼ從つている。今回は同樣の方法を用いて,最近4カ年の週別發生數を資料とし,昭和27年度赤痢發生數の豫測を行つて見た。
①昭和23年以降の週別發生數の對數をとる。
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