手紙
卒業を控えて
松倉 惠美子
1
1聖バルバ病院附属助産婦養成所
pp.50-51
発行日 1953年4月1日
Published Date 1953/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611200330
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高等看護学院卒業の感激一続いて固い決心と大きな希望に胸をふくらませて助産婦学校に入学してはや一年になろうとしています。
始の頃は女性に負わされた宿命的なあの産痛に又新しい生命の営みに唯驚異の目をみはつていた私遠も産科学の講義を聞いたり助産法で左右の手の協同的な働かせ方等を教えていただいて助産こそ科学であり芸術であると感じさせられると共にこれからの研究範囲の拡大なことを自覚いたしました。
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