講座
妊婦の攝生法
柏木 とみの
1
1東大産婦人科
pp.37-39
発行日 1952年5月1日
Published Date 1952/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611200105
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妊娠は生理的な現象であるから,從來の日常生活の樣式を急變する必要はないが,性器はもとより其他の諸臓器にも大きな變化が起り,新陳代謝機能も平常と異り,外來刺戟に對する抵抗力も減退している爲,僅かな不注意でも異常を來し易いから,妊娠中は適當な攝生法を守り,異常の發來を豫防すると共に,更に積極的に母子の健康増進を計らねばならぬ。
妊娠の攝生法を簡單に記すと次のようである。
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