Japanese
English
公募特集 コロナ禍からWithコロナ時代へ—リハビリテーションの変化
A
障害者支援施設におけるCOVID-19クラスターの経験
Experience of Covid-19 Outbreaks at Support Facilities for Persons with Disabilities
齋藤 薫
1
Kaoru Saito
1
1川崎市社会福祉事業団 れいんぼう川崎
1Kawasaki City Social Welfare Corporation, Rainbow Kawasaki
キーワード:
新型コロナウィルス感染症
,
障害者支援施設
,
クラスター
Keyword:
新型コロナウィルス感染症
,
障害者支援施設
,
クラスター
pp.1427-1431
発行日 2022年12月10日
Published Date 2022/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552202687
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
川崎市社会福祉事業団れいんぼう川崎(以下,当施設)は障害者支援施設で,長期と短期の入所事業と,通所と訪問によるリハビリテーション事業,総合相談事業からなる多機能型の施設である.長期入所者60名全員に身体障害があり,移動は車椅子介助または限定自立(限定された範囲の移動の自立),48名が食事に介助を要する.この入所事業において,第6波の最中に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるクラスターが発生した.収束まで1か月強,まさに「災害」に相当する経験であった.この経過と,このなかでやめたことや減らしたこと,学んだことなどについて報告する.
Copyright © 2022, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.