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編集後記
川
pp.96
発行日 2019年1月10日
Published Date 2019/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201544
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昨年の5月1日から「平成最後の〇月〇日」がはじまり,とりあえず「平成最後の……」とつけてスペシャル感を出しておこうといった風潮が見受けられます.昭和に青春を過ごした立場からすると「平成最後……」と言われてもいまひとつ気分的に盛り上がりに欠けるのですが,確かに「昭和最後の日」は突然やってきたわけで,「昭和最後の夏」も「昭和最後のクリスマス」も,「昭和最後の朝ごはん」も,「あれが昭和最後の○○だったのか」と後からしんみりと振り返るものでした.せっかくあらかじめ「平成最後」とわかっているんだから,この際盛り上がっておこう! 思い出に残るものにしよう! という気持ちはよくわかります.というわけで「平成最後の今年の漢字」は平成の“平”と勝手に予想していましたが,「災」が選出された模様です.納得ですが,明るい漢字じゃなかったのが残念です.新元号には大いに期待したいところです.
さて,「平成最後のお正月」ですが,今年もかわらず,読者の皆様に役立つ誌面作りを目指す所存です.2019年もよろしくお願い申し上げます.
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