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編集後記
川
pp.906
発行日 2018年9月10日
Published Date 2018/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201434
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大いに盛り上がった夏の甲子園.第100回大会の今年はレジェンド始球式が話題になりました.松井秀喜,定岡正二,金村義明,桑田真澄など「甲子園のレジェンド」が毎日交代で始球式に登板.「なんで大ちゃんいないの?」「原辰徳は?」といった声も聞かれましたが,バンビ,ドカベン香川,荒木大輔,KKコンビ,ハンカチ王子など……「あなたの甲子園のアイドル」を尋ねるとだいたいの年齢がわかっちゃいます.語りたい甲子園の思い出が誰にでもあるように,100回の歴史の中で多くの名選手,名勝負,そして奇跡が生まれました.
「松井秀喜の始球式を星稜高校が引き当てる!」を皮切りに,第100回大会でもたくさんの奇跡が起こりました.第1回大会以来の決勝進出となった秋田県代表の金足農業の大躍進と,「ついに優勝旗の白河越えか!」と膨らむ期待.その決勝戦の始球式が過去に最も「白河超え」に近づいた伝説の決勝戦の両エース,太田浩司(三沢)と井上明(松山商)であったことも運命的です.そして閉会式に現れた虹! 第100回大会も実に思い出深い大会になりました.さて,私の甲子園のアイドルはというと,もちろん……あ,文字数が足りません.残念.
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