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編集後記
川
pp.102
発行日 2018年1月10日
Published Date 2018/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201211
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「もう新年かい.1年経つのが早いこと,早いこと! まだ若いから,1年なんてあっという間とか,昔に比べて1年が短くなったなーとか思わないべ?」先日80歳台の義父から言われました.いやいやお義父さん,嫁はもう若くはございません.もうずいぶんと1年が短くなっておりますです.というわけで,早いものです.もう新しい年の幕開けです.
さて,今月の特集はICFを取り上げました.ICFの目的は「健康状況と健康関連状況を記述するための,統一的で標準的な言語と概念的枠組みを提供するもの」とあります.上田敏先生は「生きることの全体像」についての「共通言語」と表現されています.多職種間のそして,専門家と当事者の「共通言語」である「ICF」.医学,福祉,工学,介護,教育……リハビリテーションにかかわる,あらゆる職種の方々に読んでいただいている「総合リハビリテーション」にとって,新年最初の特集にふさわしいテーマではないでしょうか.
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