編集後記

　新年あけましておめでとうございます．おかげさまで本誌は今年で創刊45周年を迎えました．というわけで，お気づきのように表紙・誌面のデザインを一新いたしました．表紙の変更は創刊から数えて7回目．これまでの表紙の変遷を振り返ってみると，初代表紙：1〜3巻，2代目：4〜18巻，3代目：19〜21巻，4代目：22〜25巻，5代目26〜34巻，6代目：35〜44巻……．3年で変わったデザインもあれば，15年も継続したデザインも．そこにどういった法則が隠されているのか．そんなことを考えながら6代目の表紙に変わった第35巻1号（2007年1月号）の編集後記を読んでみると，2006年11月に行われた「第1回リハ科専門医会学術集会」について触れられていました．そして第1回秋季学術集会が行われる2017年，偶然にも「総合リハ」の表紙も生まれ変わりました．なんと！歴代の担当者がリハ界の潮流を敏感に察知して表紙を変えてきたんですね．これぞまさに編集者の野生の勘！と，お正月らしくおめでたい解釈をしてみました．ともあれ，ちょっと深くてシックな色合いにリニューアルした「緑のリハ」をこれからもどうぞよろしくお願いいたします．