学会印象記
第52回日本リハビリテーション医学会
久保 俊一
1
1京都府立医科大学大学院医学研究科
pp.979-981
発行日 2015年10月10日
Published Date 2015/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200403
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超高齢社会にあって,健康寿命の延伸におけるリハビリテーション医学・医療の役割に社会的な注目と期待が高まっています.そのようななか,2015年5月28日(木)から30日(土)まで,第52回日本リハビリテーション医学会学術集会が,里宇明元会長(慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室教授)のもと,信濃川河口に位置する新潟市の朱鷺メッセにおいて開催されました(図1).学会初日は8時10分の開会式前から受付にはたくさんの参加者が訪れ,早くから活気にあふれておりました(図2).受付から,口演会場もポスター会場もコンパクトにわかりやすく配置され,移動もたいへんスムーズに行えました.
メインテーマは「今を紡ぎ,未来につなぐ」でした.リハビリテーション医学・医療に携わる者一人ひとりが,今できること,なすべきことを丁寧に紡ぎながら,学術集会という集いの場で1本の太い糸に束ね,力強く未来につなげて行きたい,との里宇会長の強いメッセージが込められておりました.
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