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編集後記
川
pp.394
発行日 2015年4月10日
Published Date 2015/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200221
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「脊髄損傷」は「総合リハビリテーション」で,最も多く取り上げられているテーマの一つです.弊社の医療系学術雑誌電子配信サービス「Medical Finder」でざっと数えてみたところ,タイトルにずばり「脊髄損傷(もしくは脊損)」という単語が入っている特集は,これまでに10.特集タイトルに「脊髄損傷」の単語こそ入っていませんが,第1巻では「対麻痺のリハビリテーション」のタイトルで,6〜8号の3回にわたって脊髄損傷を取り上げています.
これまでのテーマをいくつか挙げてみると,「脊髄損傷—社会生活上の課題」(39巻7号),「脊髄損傷とリハビリテーション工学」(20巻6号),「老人の脊髄損傷」(18巻6号)……などなど.その切り口は実にさまざまです.また,特集の内容にはその時代時代の最新の医学も反映されており,本号でも最新の知見が紹介されている「再生医療」が初めて登場するのは,「脊髄損傷リハビリテーション—現状・課題・展望」(36巻10号)…….本誌における「脊髄損傷」の42年.へぇ,なるほど,なるほど…….他のテーマの42年も調べてみたくなりました.
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