学会印象記
第38回日本運動療法学会
吉永 勝訓
1
1千葉県千葉リハビリテーションセンター
pp.84-85
発行日 2014年1月10日
Published Date 2014/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552110384
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2013年6月22日(土)に大分県の別府国際コンベンションセンター(ビーコンプラザ)において,第38回日本運動療法学会が開催されました.今回は,大分大学医学部整形外科学教室の津村弘先生が大会長を務められました.会場の別府国際コンベンションセンター(ビーコンプラザ)は湯の町別府の中心街から車で坂を少し上がったところにある近代的な建物で,会場の3階フロアからは,ところどころに湯煙が立ち上る別府の市街地を一望することができました(図1).遠方からの参加者のためにご配慮いただいて,開会式は10時45分からに設定され,また早朝の飛行機便で大分空港に到着した参加者のために,空港から学会場までは直通無料バス(約50分)が用意され,大変ありがたく思いました.
会場設定は大ホール1会場のみで,午前中は津村教授による大会長挨拶(図2)に続き一般演題2セッション7題の発表があり,昼の時間帯には,早稲田大学スポーツ科学学術院教授の福林徹先生によるランチョンセミナー「スポーツリハビリテーションの内容とそのポイント,スポーツ復帰のための条件」が開催されました.スポーツ復帰を目的としたリハビリテーションであるスポーツリハビリテーションについて,膝関節の前十字靱帯損傷,ハムストリングの肉離れ,第五中足骨骨折を中心に,そのリハビリテーションの概要と重要ポイントや再発を防ぐための復帰への必要条件などについて,お話されました.
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