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編集後記
川
pp.1082
発行日 2013年11月10日
Published Date 2013/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552110324
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2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催決定で,世間は大いに盛り上がりました.今年の流行語大賞の予想でも,有力候補の「じぇじぇじぇ!」,「倍返しだ!」をここにきて「お・も・て・な・し」が猛追している模様.
新国立競技場の「宇宙船」を彷彿とさせる完成予想図などを見るとまるで「近未来」と言う気がしてしまいますが,2020年は実際にはたかだか7年後.7年後の自分は?と想像してみると,定年までまだまだあるし,きっと今とたいして変わらぬサラリーマン生活をおくっているであろうことは想像に難くありません.それでは,7年後の東京は? 東京都知事本局のホームページに「2020年の東京」というのがありました.それによると,東京に住む人の「4人に1人が高齢者」で,「高齢者の4人に1人は一人暮らし」,「65歳以上は約84万世帯」で,「うち75歳以上が約46万世帯」…….これは「世界が経験したことのない超高齢」都市であるとのことです.つまり,老人だらけの「超高齢都市東京」に世界中から若きアスリートが大集結……なわけですね.むむむ……これは盛り上がらずにはいられません.
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