学会印象記
第3回日本リハビリテーション連携科学学会
江口 清
1
1筑波大学臨床医学系リハビリテーション部
pp.671-672
発行日 2002年7月10日
Published Date 2002/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109817
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日本リハビリテーション連携科学学会第3回大会は,初山泰弘国際医療福祉大学大学院長を大会長として,平成14年3月9日,10日,同大学(栃木県大田原市)を会場として開催された.年1回の学術集会としては今回が3回目という新しい学会である.
リハビリテーションの各分野は個々に進歩発展しており,多くの分野の専門家が関わる際には,その集大成としての成果が期待される.ところが実際は必ずしも期待通りの成果が得られないことがあり,その背景として関係者同士の連携に向上の余地が大きい場合があるようである.このような現状を変革したいとの思いも契機となって,個々の分野の単なる新知見よりもその連携について追求を始めたのがこの学会である.今大回のテーマは「連携促進のための工夫」であった.
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