Japanese
English
特集 記憶障害とリハビリテーション―何を評価し,どのように治療するか
機能訓練
Remediation of memory disorder for patients following btain injury.
原 寛美
1
Hiroyoshi Hara
1
1相澤病院リハビリテーション科
1Aizawa Hospital
キーワード:
記憶障害
,
脳外傷
,
エラーレスラーニング
,
手続き記憶
Keyword:
記憶障害
,
脳外傷
,
エラーレスラーニング
,
手続き記憶
pp.313-319
発行日 2002年4月10日
Published Date 2002/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109734
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はじめに
頭部外傷や脳血管障害に起因する記憶障害患者に対するリハビリテーションは,今日,高次脳機能障害や脳外傷に対する社会的認識の高まりとともに,重要な領域として位置づけられつつある段階であり,その具体的な治療方法論と体制作りが求められている1,2).
本項では,記憶障害患者への機能訓練とは,どのような獲得目標を立てて,さらにどのような方法で行うのが適切であるのか,これまでに報告されている文献的考察と,さらに自験例を基にして概説したい.
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