Japanese
English
特集 記憶障害とリハビリテーション―何を評価し,どのように治療するか
病態生理
Pathophysiology of memory disorders and rehabilitation.
三村 將
1
Masaru Mimura
1
1昭和大学医学部精神医学教室
1Department of Neuropsychiatry, Showa University School of Medicine
キーワード:
健忘症候群
,
間脳
,
視床
,
側頭葉
,
前脳基底部
Keyword:
健忘症候群
,
間脳
,
視床
,
側頭葉
,
前脳基底部
pp.299-306
発行日 2002年4月10日
Published Date 2002/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109731
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はじめに
記憶障害は脳損傷に伴う高次脳機能障害のなかでも頻度が高く,また,患者の日常生活場面における問題点の中核であることも多い.本稿では,記憶障害のリハビリテーションを考えるうえで重要と思われる記憶の病態生理について,主に症候論的分類と損傷部位の観点から概説し,最後に病態生理からみたリハビリテーションの注意点に触れる.
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