Japanese
English
短報
急性水頭症に対する圧可変式シャントシステムで最適圧を短期間に決定するための試行経験
The Trial Experience for Deciding the Optimum Pressure by the Programmable Shunt System for the Acute Hydrocephalus in the Short Period.
遠藤 剛
1
,
原田 孝
1
,
鶴岡 広
1
,
地原 千鶴
1
,
大国 生幸
1
,
勝目 幹郎
2
,
佐々木 惇
3
Go Endo
1
,
Takashi Harada
1
,
Hiroshi Tsuruoka
1
,
Chizuru Chihara
1
,
Ikuko Okuni
1
,
Mikiroh Katsume
2
,
Atsushi Sasaki
3
1東邦大学リハビリテーション医学研究室
2東邦大学佐倉病院脳神経外科
3誠高会小金原病院
1Department of Rehabilitation Medicine, Toho University
2Department of Neurosurgery, Sakura Hospital of Toho University
3Koganehara Hospital of Seikoh Group
キーワード:
2次的急性水頭症
,
圧可変式シャントシステム
,
水頭症スケール
Keyword:
2次的急性水頭症
,
圧可変式シャントシステム
,
水頭症スケール
pp.183-189
発行日 2000年2月10日
Published Date 2000/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109168
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はじめに
急性水頭症が2次的に発症した際に,適正なシャント圧で治療を進めることが臨床的に重要となるが,短期間に適正なシャント圧を決定することは非常に難しい.そこで今回われわれは,シャント圧を変化させながら,脳室の縮小率を基に病態変化をスケールでとらえる試みをして,実際に短期間で適正シャント圧を決定して治療効果をあげたので報告する.
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