Japanese
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特集 下腿義足
CAD/CAMによる下腿義足の製作
Fabrication of Below Knee Prostheses using CAD/CAM System.
高見 健二
1
Kenji Takami
1
1労災リハビリテーション工学センター
1Rehabilitation Engineering Center for Employment Injuries
キーワード:
義肢装具用CAD/CAMシステム
,
3次元画像
,
下腿義足
Keyword:
義肢装具用CAD/CAMシステム
,
3次元画像
,
下腿義足
pp.939-943
発行日 1995年11月10日
Published Date 1995/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107974
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はじめに―CAD/CAMシステムとは
コンピュータを使ってソケットをデザインし,コンピュータを使ってソケットを製作するシステム(Computer Aided Designing:コンピュータ支援設計/Computer Aided Manufacturing:コンピュータ支援製作),すなわちCAD/CAMシステムの臨床使用の状況が欧米で報告されるたびに国内で話題となるが,これまでわが国への導入はなかった.
1994年,労災リハビリテーション工学センターで国内初のCAD/CAMシステムが稼動しはじめ,関係者の多くはこのシステム導入の可能性を検討するようになった.
このシステムは多種一品生産の義肢装具分野に取り入れることにより,一定の品質のソケットを,迅速にしかも低コストで生産することが期待される1)ものである.
労災リハビリテーション工学センターは,1994年にM+IND社(アメリカ)からShapeMaker CAD/CAMシステムとCAPOD社のCAD/CAMシステム(スウェーデン)の2機種を導入し臨床の場で使用している.
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