Japanese
English
実践講座 ソーシャルワークの技法
1.ソーシャルワークの技法―総論
The Method of Social Work Practice.
児島 美都子
1
Mitsuko Kojima
1
1龍谷大学社会福祉学部
1Faculty of Sociology and Social Welfare, Ryukoku University
キーワード:
自己決定
,
社会資源
,
連携
Keyword:
自己決定
,
社会資源
,
連携
pp.619-623
発行日 1995年7月10日
Published Date 1995/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107903
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
ソーシャルワークの概念
ソーシャルワークは社会福祉援助技術と訳され,社会福祉の援助過程で用いられる一連の技術・方法を指している.この訳語は社会福祉の専門職の資格を取り上げた社会福祉士・介護福祉士法制定(1986年)以後,統一的に使われるようになった1).
社会福祉の援助技術とは「制度としての社会福祉」に対応するもので,「実践としての社会福祉」のために専門職によって行われる援助技術を指す.すなわち,社会福祉政策によって供給されるサービスを,それを必要としている入々の個別の心理・社会的状況に適合させ,有効に機能させていくことを目的として体系化された技法である.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.