学会報告
第37回九州リハビリテーション医学懇話会―平成3年9月22日,於:熊本県立劇場大会議室
高木 克公
1
1熊本大学医学部整形外科
pp.457-463
発行日 1992年5月10日
Published Date 1992/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107084
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第37回九州リハビリテーション医学懇話会は平成3年9月22日,熊本県立劇場大会議室において開催された.特別講演1題,研修講演2題(第2回九州・沖縄地区認定臨床医生涯教育研修会)のほか,一般演題も21題と多数にのぼり,盛り沢山の内容であった.出席者も約250名とこれまでで最も多く,終日活発な発表,討論が行われた.
特別講演は「高次脳機能のADL面からの評価」と題して,東京大学医学部付属病院リハビリテーション部講師江藤文夫先生にお話しいただいた.複雑多岐にわたり,ややもすれば敬遠しがちな高次脳機能障害について,リハビリテーション医学の基礎となるADLを通して分かりやすくお話しいただき,今後の日常の臨床においても非常に有益であったと考えられる.
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