ひと
第27回日本リハビリテーション医学会で特別招待講演をされた 連 倚南先生
渡辺 英夫
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1佐賀医科大学整形外科
pp.667
発行日 1990年9月10日
Published Date 1990/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552106337
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連 倚南(I-Nan Lien)先生は台湾のリハビリテーション医学の重鎮です.先生は1960年国立台湾大学医学院を卒業し,最初は内科医でしたが,その後リハビリテーション医に転向され,1967年よりニューヨーク大学のDr Haward A Ruskのもとでリハビリテーションの修練を積まれました.私もちょうど同じ時期に留学していましたので,一緒にレジデント生活を送りましたが,先生の頭脳の明晰さや向学心の旺盛さに感心しました.
連先生は帰国後台湾大学医学院にPT,OTの学校を創設し,医学生の教育にも大変努力されました.そして1982年には国立台湾大学医学院のリハビリテーション科の主任教授になられ,以来台湾のリハビリテーション医学会の中心人物として,現在も学会理事長を務めながら,多くの関連学会でも役員として大活躍中です.
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