印象記 第16回リハビリ世界会議
第16回リハビリテーション世界会議
大川 嗣雄
1
1横浜市大医学部リハビリテーション科
pp.981-982
発行日 1988年12月10日
Published Date 1988/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105970
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第16回リハビリテーション世界会議(16th World Congress of Rehabilitation International)が,9月5日から9日にわたる5日間東京の京王プラザホテルで開かれた.この会議は,国際リハビリテーション協会(RI)と日本障害者リハビリテーション協会,日本障害者雇用促進協会の主催で行われた.この会議は,そのテーマである,総合リハビリテーション―その現実的展開と将来展望―に示されるように,リハビリテーションの全分野にわたる会議である.
今回は,聞くところによれば,世界80余力国から,2,000人を越える参加者があったとのことである.第一日目の夜に開かれたレセプションでは,大きな会場が超満員となり身動きもままならない状態であった.外国からの参加者の中には,多くの障害者も見受けられ,総合リハビリテーションのテーマが会場の中で実現している感じであった.
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