Japanese
English
特集 装具
下肢装具に対するBiomechanical Approachの紹介―A Long-Leg Brace for Comprehensive Force Measurementを中心に
Introduction of Biomechanical Approach for Lower Extremity Orthotics.
大川 嗣雄
1
Tsugio Ohkawa
1
1横浜市立大学医学部付属病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Yokohama City University Hospital.
キーワード:
長下肢装具
,
力
,
坐骨支持
Keyword:
長下肢装具
,
力
,
坐骨支持
pp.275-281
発行日 1974年4月10日
Published Date 1974/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103120
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【抄録】 最近,計測機器の進歩等により,生体工学的なアプローチが,医学のさまざまな分野に用いられるようになってきた.すでに,ハリに関連の深い整形外科の分野では,骨あるいは関節の力学,義足等については,数多くの業績がある.しかし,装具については,生体工学的なアプローチ,特に力学的な分析がほとんど行われてこなかった.すなわち,従来からの臨床的な研究にとどまり,基礎的なデータが不足していたことは否定できない.今回,“A Long-Leg Brace for Comprehensive Force Measurement”と題するレポートを読む機会を得た.このレポートの中から,従来からの下肢装具に対する研究の流れについての文献的考察に重点をおいて抄訳し,Lippertらの行った実験結果についても簡単に紹介した.
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