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編集後記
川
pp.1026
発行日 2011年10月10日
Published Date 2011/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552102258
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先日テレビを見ていたら,牧伸二さんがリハビリ体験を語っていました.2002年に高血圧性脳内出血で左半身麻痺になったそうです.牧伸二さんといえばウクレレを弾きながら,「あ~あ,やんなっちゃうな」でお馴染みです.左手が麻痺してしまうということは,ウクレレを弾くのには致命的なことです.
実は趣味でギターをちょっと齧っておりました.ギターは左手は職人,右手はアーティストと表現されることがあります.左手はコードを正確に押さえ,右手で弦を弾き表現する.左手がままならないということは正確にポジションを押さえることができず,まともに音を出せません.コードには難しいものも多くあります.「Fの壁」という言葉を聞いたことがある方もいるでしょう.かくいう私もコードを押さえられるようになるのにどんなに時間がかかったことか……というよりちゃんと押さえていたのか怪しいものです.
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