書評
鎌倉矩子,本多留美(著)「高次脳機能障害の作業療法」
山鳥 重
1
1元東北大学高次機能障害学
pp.1163
発行日 2010年12月10日
Published Date 2010/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101912
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B5版で521ページの大著である。それも言語の障害(本多留美氏担当)の28ページ分以外は,すべて鎌倉氏の単独執筆である。
内容は高次脳機能障害のすべてを網羅して余すところがない。叙述は具体的で,分かりやすい。一貫して,生活復帰にむけて患者にどのような支援が可能か,という作業療法士としての視点が貫かれている。
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