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特集 リハビリテーション医療の費用と効果
医療現場からの報告―一般病院;聖マリア病院
Cost efficiency of rehabilitation medicine.
井手 睦
1
Makoto Ide
1
1聖マリア病院リハビリテーションセンター
1Rehabilitation Center, St Marys Hospital
キーワード:
急性期病院
,
診療報酬
Keyword:
急性期病院
,
診療報酬
pp.521-524
発行日 2003年6月10日
Published Date 2003/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100777
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聖マリア病院の特徴
聖マリア病院は,特定医療法人である雪の聖母会が設立母体である.福岡市から電車で30分ほど南に下った人口23万人の久留米市内には,当院のほかに久留米大学医学部の病院があり,この2つの巨大病院によって久留米市を一大医療集積地域としている.聖マリア病院の診療圏は病院を中心として半径50kmとされ,近隣の県にも及んでいる.病院のホームページでも公言しているように,主たる運営方針は「24時間365日すべての患者様を断らない」こととし,入院を伴わない一次救急から専門的な医療を提供する三次医療まで,地域の救急患者への対応を第一の使命としている.
聖マリア病院のベッドは次のグループに分けられている.① いわゆる急性期患者対応の「一般病棟」,② ホスピス・回復期リハビリテーション・小児ICUなどが含まれる「特定入院料病棟」,③ 医療保険対応・介護保険対応からなる「療養型病床群」,そして ④ 精神病棟である.
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