Japanese
English
特集 障害者自立支援法をめぐって
制定過程における議論と予想されるインパクト
An argument of legislative process of“The Services and Supports for Person with Disabilites Act”and their impacts we will be surposed.
木全 和巳
1
Kazumi Kimata
1
1日本福祉大学
1Nihon Fukushi University
キーワード:
障害者自立支援法
,
成立過程
,
障害者団体
,
議論
Keyword:
障害者自立支援法
,
成立過程
,
障害者団体
,
議論
pp.731-735
発行日 2006年8月10日
Published Date 2006/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100350
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
本小論の目的と方法
本小論の目的は,2つある.一つは,障害者自立支援法(以下,「支援法」)の制定過程において,各障害者団体が「支援法」をどのように評価をしたかについて,全体的な状況を解説をすることである註1).もう一つは,これらを踏まえて,今後「支援法」が当事者の生活や施設の経営に与えるインパクトについて,総括的に論じることである.
方法としては,ホームページ等で入手した「支援法」に関する各障害者団体の要望,声明などを基礎資料として利用した註2).はじめに「支援法」の成立経過における各団体の動きについて,次に「支援法」に対する各団体の評価について,最後にこうした動きと評価を踏まえて「支援法」が当事者の生活や施設の経営に与えるインパクトについて述べる.
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.