一頁講座 リハビリテーション関連用語
OE法とNG法
藤谷 順子
1
1国立国際医療センターリハビリテーション科
キーワード:
OE法
,
NG法
,
口腔ネラトン法
,
ITF(intermittent tube feeding)
,
経管栄養
Keyword:
OE法
,
NG法
,
口腔ネラトン法
,
ITF(intermittent tube feeding)
,
経管栄養
pp.975
発行日 2005年10月10日
Published Date 2005/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100199
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- 文献概要
いずれも経管栄養法である.O,E,N,Gはそれぞれoro(口腔),esophageal(食道),nasal(鼻腔),gastric(胃)を指し,経管栄養のカテーテル(チューブ・管)をどこから挿入し,先端をどこに置いているかを示している.すなわち,OE法は口腔から挿入して食道に先端を置く方法,NG法は鼻腔から挿入して胃に先端を置く方法である.
しかし,実はこの表示方法は,留置法なのか,間欠的な挿入なのかを示していない.それにもかかわらずOE法と言えば,ほとんどの場合,間欠的な経管栄養方法を指し,NG法と言えば,留置する方法,いわゆるマーゲンチューブ,経鼻経管栄養方法を指す.
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