特集 “子ども”と“母”をつなぎ支える理学療法
“子ども”に関する制度と理学療法
小塚 直樹
1
,
宮城島 沙織
2,3
,
鎌塚 香央里
3
Naoki KOZUKA
1
,
Saori MIYAGISHIMA
2,3
,
Kaori KAMATSUKA
3
1北海道千歳リハビリテーション大学健康科学部リハビリテーション学科
2日本医療大学保健医療学部リハビリテーション学科
3札幌医科大学附属病院リハビリテーション部
キーワード:
子どもと母
,
ウィメンズヘルス
,
小児理学療法
,
発達支援
Keyword:
子どもと母
,
ウィメンズヘルス
,
小児理学療法
,
発達支援
pp.1320-1326
発行日 2024年12月15日
Published Date 2024/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203666
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Point
●子どもと母に関する法と制度は,いくつかの省庁によって規定されてきたが,2023年4月1日に発足したこども家庭庁によって一元化され,以降の子育て環境が整うことが期待される
●小児理学療法に携わる者は,対象となる家族,とりわけ母親の子育てや介護の苦労を十分理解したうえで,家族全体の心身の健康を見守る役割を担い,よき相談相手として寄り添う姿勢が大切である
●子育て世代の理学療法士の就労は,さまざまな社会資源の効果的な活用が肝要であるが,一方で母親に負担が偏らない家族や職場の理解も重要となる
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