特集 “行為”の回復のための理学療法
標準的理学療法を行為の観点から捉え直す—運動器疾患
奥埜 博之
1
Hiroyuki OKUNO
1
1摂南総合病院リハビリテーション科
キーワード:
要素還元的視点
,
システムアプローチ
,
カウンター・バランス機能
Keyword:
要素還元的視点
,
システムアプローチ
,
カウンター・バランス機能
pp.546-552
発行日 2024年5月15日
Published Date 2024/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203450
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Point
●標準的理学療法で主に実践されている要素還元的な視点のみでは,行為の回復をめざすには不十分な可能性がある
●行為の改善にはシステムアプローチの視点が重要である可能性がある
●いわゆる国際生活機能分類(ICF)におけるimpairment(機能障害)の視点を捉え直す試みも必要である
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