学会印象記
—第21回日本神経理学療法学会学術大会—理学療法の原点と未来—臨床知の探究
杉山 黎
1,2
1社会福祉法人恩賜財団済生会支部神奈川県済生会若草病院
2国際医療福祉大学大学院修士課程
pp.1482
発行日 2023年12月15日
Published Date 2023/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203293
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第21回日本神経理学療法学会学術大会がパシフィコ横浜にて開催されました.今大会は昨年に引き続き対面で行われ2,000名以上の参加者が来場しました.プリズムアダプテーションを開発したYves Rossetti先生(Lyon Neuroscience Research Center)の海外招聘講演も企画されており,そのほかの各会場でも立ち見が出るほどの盛況でした.
学会のテーマは「臨床知へのあゆみ—学際性への架け橋」で行われました.各シンポジウムでも臨床知をテーマにした内容が多く,総合討議も多く設けられていました.特に研究の内容をどう臨床に応用するかなど普段では交わることの少ない,研究者と現場で働く理学療法士の間で知見が共有される貴重な場となりました.
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