特集 ヴィジョン—見えるものと見えないもの
隠れている生活をみる—患者背景を推察する
伊藤 卓也
1
Takuya ITO
1
1鈴鹿医療科学大学保健衛生学部リハビリテーション学科理学療法学専攻
キーワード:
生活期
,
訪問理学療法
,
転倒アセスメント
Keyword:
生活期
,
訪問理学療法
,
転倒アセスメント
pp.1322-1328
発行日 2023年11月15日
Published Date 2023/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203245
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Point
●生活機能,活動と参加,自立支援,地域づくりへ介入していくために,隠れている生活へまなざしを向け,患者背景を推察することが重要である
●理学療法士が訪問した際は生活が隠されやすく,実生活と乖離する場合は,転倒や介護負担の増加などにつながる可能性がある
●臨床実践の場での隠れている生活をみるためには,観察力,洞察力,推察力が重要である
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