特集 ACP—個人の人生史を尊重し受け入れる
急性期病院におけるACPと理学療法—救命救急センターでのACP
齊藤 彬
1
,
高橋 哲也
2
,
横堀 將司
3,4
,
青柳 陽一郎
5
Akira SAITO
1
,
Tetsuya TAKAHASHI
2
,
Shoji YOKOBORI
3,4
,
Yoichiro AOYAGI
5
1日本医科大学付属病院リハビリテーション科
2順天堂大学保健医療学部理学療法学科
3日本医科大学大学院医学研究科救急医学分野
4日本医科大学付属病院高度救命救急センター
5日本医科大学大学院医学研究科リハビリテーション学分野
キーワード:
Emergency advance care planning
,
Emergency and intensive care unit
,
E-ICU
,
集中治療後症候群
,
post intensive care syndrome
,
PICS
,
チーム医療
,
多職種カンファレンス
Keyword:
Emergency advance care planning
,
Emergency and intensive care unit
,
E-ICU
,
集中治療後症候群
,
post intensive care syndrome
,
PICS
,
チーム医療
,
多職種カンファレンス
pp.1190-1196
発行日 2023年10月15日
Published Date 2023/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203212
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Point
●アドバンス・ケア・プランニング(advance care planning:ACP)を行っていくなかで,急変時の対応を決定するまでのプロセスを理解し,代理意思決定者が誰で,現在どこまでACPが進んでいるかを把握することは重要である
●各用語の意味を正しく理解したうえで多職種カンファレンスに必要な情報を収集する
●集中治療後症候群(post-intensive care syndrome:PICS)の各症状の発症率や機能予後を把握し,評価をもとに多職種カンファレンスで情報提供し,目標設定をチームの一員として行うことが重要である
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