特集 ACP—個人の人生史を尊重し受け入れる
慢性呼吸器疾患患者のACPと理学療法
川越 厚良
1
,
菅原 慶勇
1
Atsuyoshi KAWAGOSHI
1
,
Keiyu SUGAWARA
1
1市立秋田総合病院リハビリテーション科
キーワード:
非がん性呼吸器疾患患者
,
non-malignant respiratory disease
,
NMRD
,
呼吸リハビリテーション
,
急性増悪
,
終末期
,
症状緩和
Keyword:
非がん性呼吸器疾患患者
,
non-malignant respiratory disease
,
NMRD
,
呼吸リハビリテーション
,
急性増悪
,
終末期
,
症状緩和
pp.1184-1189
発行日 2023年10月15日
Published Date 2023/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203211
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Point
●非がん性呼吸器疾患(non-malignant respiratory disease:NMRD)患者における終末期の判断は難しく,アドバンス・ケア・プランニング(advance care planning:ACP)は診断された日から,できる限り早いうちに導入する
●呼吸リハビリテーションはACPに必要なコミュニケーションを図る重要なプラットフォームとなり,安定期から始められるとともに主たる柱となる
●終末期における理学療法は「症状の緩和」を念頭に,患者個々の要望,価値観,思いに配慮した呼吸器疾患特有の手技・動作指導が求められる
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