特集 ACP—個人の人生史を尊重し受け入れる
理学療法倫理とACP
堀 寛史
1
Hirofumi HORI
1
1びわこリハビリテーション専門職大学リハビリテーション学部理学療法学科
キーワード:
倫理学と道徳
,
高齢化社会と少子化
,
自らと自ずから
,
実在
,
ナラティブ
Keyword:
倫理学と道徳
,
高齢化社会と少子化
,
自らと自ずから
,
実在
,
ナラティブ
pp.1165-1169
発行日 2023年10月15日
Published Date 2023/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203208
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
●哲学・倫理学として理学療法を捉えたときに,当事者性の課題,物語的自己をもつ主体としての人間(対象者)についても考えていく必要がある
●医療者は迷いがあるときに実在論と構築論のどちらに自分が今立っているのかをメタ認知する必要がある
●結論を急ぎすぎず,対象者が自らの意思で決めつつ,自ずから立ち現れる答えをともに待つことも日本文化的な当事者性の尊重である
Copyright © 2023, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.