特集 システムとしての姿勢制御—メカニズムの解明から臨床応用まで
注意操作を用いた姿勢制御アプローチ
植田 耕造
1,2
Kozo UETA
1,2
1JCHO滋賀病院リハビリテーション部
2畿央大学大学院健康科学研究科
キーワード:
注意
,
姿勢脅威
,
注意の内的焦点化
,
注意の外的焦点化
,
二重課題
Keyword:
注意
,
姿勢脅威
,
注意の内的焦点化
,
注意の外的焦点化
,
二重課題
pp.291-297
発行日 2023年3月15日
Published Date 2023/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202974
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
●姿勢脅威や姿勢制御障害により注意の内的焦点化が起こる
●健常若年者や高齢者では身体への内的焦点化と比べ外的焦点化,さらに二重課題により姿勢動揺の減少を認める報告がある.一方,脳卒中患者では対象者の特徴により適応が変わる
●姿勢脅威により変調する姿勢制御や心理面の一部は二重課題時に軽減する可能性がある
Copyright © 2023, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.