特集 大腿骨近位部骨折 up to date
大腿骨近位部骨折と歩行
安藤 将孝
1
,
德田 一貫
2
Masataka ANDO
1
,
Kazuki TOKUDA
2
1社会医療法人敬和会大分リハビリテーション病院
2医療法人八女発心会専門学校久留米リハビリテーション学院
キーワード:
歩行速度
,
Trendelenburg徴候
,
Duchenne徴候
,
股関節外転筋群
Keyword:
歩行速度
,
Trendelenburg徴候
,
Duchenne徴候
,
股関節外転筋群
pp.1331-1337
発行日 2021年12月15日
Published Date 2021/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202513
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
●大腿骨近位部骨折を受傷後に歩行能力が低下する症例は多く,理学療法における大きな課題である
●術後の歩行に関連した問題点として,歩行の自立度の低下,歩行速度の低下,歩幅の短縮,Trendelenburg徴候,Duchenne徴候などが挙げられる
●術後の運動療法のなかで,下肢の筋力増強運動およびバランストレーニングは歩行能力の改善に有効である
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.