学会印象記
—第8回日本理学療法教育学会学術大会・第2回日本理学療法管理部門研究会—個の力と組織の力—理学療法士の質の向上に必要なものとは
門馬 博
1,2
1杏林大学保健学部理学療法学科
2宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙飛行士健康管理グループ
pp.696
発行日 2020年6月15日
Published Date 2020/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201943
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●教育学会と管理部門の合同学会
本学術大会は2つの組織による合同学会であり,両組織による合同学会は昨年に続いて2回目の開催である.学会を通じての話題は養成校における卒前教育はもちろん,近年は新人教育をはじめとした臨床現場での卒後教育に関する取り組みも活発化している.参加者の内訳も養成校教員と臨床の理学療法士がおおむね半々という印象であった.ともに理学療法士の質の向上という共通の目標をもった組織の学会であり,どのプログラムでも活発な意見交換が行われた.
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