私のターニングポイント・第5回
理学療法士人生のこれまでとこれから
田中 創
1,2
1福岡整形外科病院リハビリテーション科
2愛知医科大学大学院医学研究科臨床医学系専攻統合疼痛医学教室
pp.1104
発行日 2019年11月15日
Published Date 2019/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201720
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筆者のターニングポイントは,大きく2つある.1つ目は理学療法士としての人生をスタートした副島整形外科への入職である.はじめに入職した場所がここでなければ,間違いなく今の自分は存在しない.副島整形は58床の病院と19床のクリニックからなり,当時は年間1,200件以上の手術に加え,外来は1日500名以上と,地域の整形外科としては異例の規模であった.そのような環境のなかで,急性期〜亜急性期〜慢性期まで,整形外科にかかわる幅広い領域に携わらせていただいた10年間は,自分にとっての礎となっている.
理事長である副島義久先生には経営者,整形外科医,人として……多くのことを教えていただいた.そんなところには自然と魅力的な人間が集まってくるもので,リハビリテーション科の先輩・後輩と過ごしたあの時間は,今となってはかけがえのない財産である.
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